この記事は
最終日の記事です。全体の半分が自分になってしまった……
さて、同イベントに寄稿した自身の記事 オンゲキ風・リステップ体感難易度表 では自身の体感で難易度を策定しましたが、もっと理論的に難易度を考えることはできないかと思いました。そこで今回は曲や譜面のなかでもわかりやすくかつ難易度にも関わってくる要素である、"速さ"をもとに難易度について考えてみたいと思います。
なお曲の速さに関しては、Re:ステージ!プリズムステップ攻略 Wiki*の情報を使わせていただきました。またコラボ曲は対象外としていますが、対象にしたところでそんなにランクインしないと思います。
まず単純に曲の速さで比べると、
1位 カナリア BPM292
2位 Invisible Diamond BPM288
3位 Do it!!PARTY!! BPM242
4位 境界線 BPM234
5位 Shine on Me!! BPM230
となりますが、これでは譜面の中身を完全に無視しているので、難易度を反映しているとはいえません。そもそも一つの曲に複数の難易度があるにもかかわらずいっしょくたですからね。そこで、曲全体ではなくその中にある配置の速さについて考えてみることにしました。
全部の譜面をちゃんと調べたわけではないので抜けがあるかもしれません。そのあたりはご了承ください。
タップ連打の速さ
まず思いつくのは連打です。長いほど難しくなるということで、ここでは7連打以上を対象としました。
1位 Flavor Youth[EXPERT] BPM210の24分
2位 境界線[EXPERT] BPM234の16分
3位 Seventeen Feels[EXPERT] BPM111の32分
4位 Flavor Youth[HARD] BPM210の16分
5位 Ambitious Pieces[HARD] BPM203の16分
1位は16分換算だとBPM315相当ということで、どれだけ飛び抜けているかがわかると思います。またそれとは別に20分の地帯もあり、これが21連打もあって押しずらい!文句なしの最難関譜面といえるでしょう。なお表記
壁よけの速さ
タップの次はパズル、ということで、高難易度では必ずと言っていいほど登場する壁よけパズルについても見ていきましょう。ここでは、壁(よけるノーツ)から次の壁までの間隔によって速さを測ることにします*1。宣誓センセーションのような一個分だけ動かせばいいものは対象外としました。
1位 カナリア[EXPERT] BPM292の8分
2位 Skip[EXPERT] BPM180の12分
3位 冒険トラベラー[EXPERT]
ひと夜ひと夜にひとりごと[EXPERT] BPM116の16分
5位 Brilliant Wings[EXPERT] BPM200の8分
高速2連壁はハネリズムに合わせておかれることが多く、ハネリズムのある曲が主にランクインする結果となりました。連打のランキングとかぶっていないのが面白いですね。
窓拭きの速さ
もう一つ高難易度譜面に多い特徴的な配置として、窓拭きパズル*2も見てみましょう。
1位 Realize[EXPERT] BPM195の16分
2位 T.A.I.YOU[HARD]
同[EXPERT] BPM227の8分
4位 Seventeen Feels[EXPERT] BPM111の16分
5位 Flavor Youth[EXPERT] BPM210の8分
こちらは連打のランキングにある曲も見られます。一位のRealizeも長いトリルがあることを考えると、タップ多めの譜面にも多く使われるパズルということができるかもしれません。
まとめ
こうした情報だけから難易度を決めるというのはさすがに無理がありますが、ある程度の目安にはなるのではないでしょうか。例えば、ラスボス(?)として登場したBrilliant WIngs[EXPERT] については、壁よけの速さでランクインしたほか、他の二つについても結構速い配置があるのでさすがすべてを過去にする譜面と言われただけあるな、といった感じですね。さすがにFlavor Youthは過去にできてないけど
*1:Skipに関しては、壁が連続して降ってくるのではなく拾うノーツの直後に壁が来る配置ですが、壁が連続している場合と同じような動かし方になるので拾うノーツから壁までの間隔を用いてランキングに入れています
*2:何のことかわからない人は週刊リステップ #10 - YouTube を参照